
2025年4月25日、ロンドンに本社を置くモバイル分析企業Opensignalは、日本の主要モバイルオペレーター4社(au、NTTドコモ、楽天モバイル、ソフトバンク)のユーザーが実際に体感したモバイルネットワーク品質に関する最新レポートを発表しました。このレポートは、2025年1月1日から3月31日までの期間におけるユーザー体感を分析したものです。Opensignalは、独自のデータ収集と科学的な分析方法に基づき、速度、ユーザー体感(ゲーム、ビデオ、音声アプリ)、カバレッジ、信頼性など、複数の指標でネットワーク品質を評価し、年2回日本市場のレポートを発表しています。
今回のレポートにおける主要な分析結果は以下の通りです。
auは「信頼性エクスペリエンス」で首位を獲得しました。この指標は、ユーザーがネットワークに接続し、基本的なタスクを正常に完了できる能力を示しており、auは2回連続での受賞となりました。また、auは「ビデオ・エクスペリエンス」、「ライブ・ビデオ・エクスペリエンス」、「音声アプリ・エクスペリエンス」を含む複数のエクスペリエンス部門でも最高評価を得ており、特に5Gビデオ、5Gライブビデオ、5Gゲーム、5G音声アプリの各エクスペリエンス賞も受賞しています。auユーザーの平均ダウンロード速度は55.8Mbpsで、引き続き最速でした。Opensignalは、auがエクスペリエンシャル・アワードを総なめにしたと報告しています。
楽天モバイルは、全体の「アップロード・スピード」および「5Gアップロード・スピード」で1位となりました。全体アップロード速度で15.9Mbps、5Gアップロード速度で26.2Mbpsを記録し、アップロード・スピード賞を単独で受賞しました。これは、高速なデータアップロード能力において他社をリードしていることを示しています。
NTTドコモは、全体の「カバレッジ・エクスペリエンス」と「5Gカバレッジ・エクスペリエンス」で首位を獲得しました。これは、日本の全ての携帯電話会社の中で最も広く、特に人口密集地でのカバー範囲が広いことを意味しています。NTTドコモは「5Gダウンロードスピード」賞も獲得し、168Mbpsを記録しました。
ソフトバンクは、「5G利用率」で首位となりました。これは、アクティブな5G接続を利用している時間が長いことを示しています。Opensignalユーザーが5G、4G、または3Gモバイル信号に接続している時間の割合を示す「利用率」では、auとNTTドコモが99.7%で同点となりました。ソフトバンクはダウンロード・スピードの体感速度において、前回レポートから11Mbpsと最もスコアを伸ばしました。
Opensignalのレポートは、日本のモバイルネットワーク市場において、各社がそれぞれの強みを活かし、高品質なサービスを提供している現状を示唆しています。本レポートの詳細は、Opensignalのウェブサイトで確認できます。



