プログラマブルキーボードを買ったら思いのほか便利だった

Premiere Proでの動画編集作業も増えてきたので、もうちょっとラクにできないかなと、プログラマブルキーボード「SIKAI CASE 片手キーボード プログラマブルキーボード 9キー メカニカルキーボード」を購入しました。

▲9キー+2ダイヤルのモデルを購入

動画編集用の左手デバイスって、もっとちゃんとしたのも多いですが、そんなにお金はかけたくないので、簡易的なものを選びました。このシリーズもいろいろあるようですが、とりあえず9キーでダイヤル2つのタイプをチョイス。

設定はPCにUSBで接続したあと、設定ソフトからキーを割り当てていく感じ。

▲キーを割り当てるための専用ソフト

とりあえずコピーやペースト、属性をペースト、セーブ、戻るなんかをキーに割り当て。そしてダイヤルには前後に1フレーム移動(左右矢印)と5フレーム移動(Shift+左右矢印)を回転にわりあてつつ、リフトと抽出をダイヤルの押し込みボタンに設定。

しばらく使ってみましたが、ショートカットキーは普通のキーボードでの操作がしみついているせいか、手がプログラマブルキーボードではなく普通のキーボードへとついつい動いてしまうものの、そのうち慣れそう。

それよりもやはりダイヤルが便利。マウス(トラックボール・タッチパッド)で狙ったフレームに移動させるのって結構めんどうなんですよね。でもこのダイヤルを使えば、マウスでおおよそのあたりまで動かして、細かい調整はダイヤルでってできるので、作業がスムーズです。

あと最近は発表会の写真、特にスライドを動画から切り出すことが多いのですが、その際にVLC media playerを使ってます。このソフト、「Shift+S」で表示中の映像を静止画として保存できるので便利なんですよ。

▲VLCは「Shift+S」で指定した場所に切り出し画像を保存できるので便利

なのでこれも、ダイヤルをくるくる回して切り出したいシーンにして、割り当てたキーを押せばどんどん画像が保存されていくので、作業がラクチンです。

ちなみにキーの割り当ては3レイヤー(3パターン)まで設定可能で、ボタンで切り替えられます。Premiere ProもVLCも使うキーというかダイヤルは同じショートカットなので、1つしか設定していませんが、ショートカットを多用しそうなソフトやサービス、たとえばStreamYardでの生配信とかにも使ってみようかなと思います。

あとこのサイズ・重量(210g)なら海外出張とかに持っていくのに苦にはならないかなと。この価格ならもし壊したりなくしたりしても、買い直せばいいかって思えますし。

ちなみにMacでも使えるみたいですが、設定ソフトはWindows用しかないので、キーの割り当て設定はWindowsで行う必要があります。つまりWindows PC必須で、Macしか持ってない人は厳しいです。

この記事を書いた人

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。

TechBreezeをフォローする
PC
TechBreezeをフォローする
TechBreeze
タイトルとURLをコピーしました