楽天モバイル株式会社は2月10日、AI技術を基盤とした仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)の実現に向けて、インテル コーポレーションとの戦略的連携を強化したことを発表しました。この連携は、モバイルネットワークのパフォーマンスとエネルギー効率を飛躍的に向上させ、グローバルでの次世代AIによる通信分野のイノベーションを牽引することを目指しています。
両社はこれまでも、汎用プロセッサー「インテル Xeon プロセッサー」を搭載したvRANの展開で協力関係を培ってきました。今回、この協力関係をさらに深化させ、AIを統合した次世代vRANの実現に取り組みます。これにより、インテリジェントで効率的かつ自律型のモバイルネットワーク構築が推進される見込みです。
AIベースのvRANは、主に以下の機能を通じてネットワークのパフォーマンスと効率性を向上させるとのことです。
- 周波数利用効率の高度化
- RANの運用自動化
- リソース配分の最適化
- エネルギー効率の向上
現在、両社はRANの基盤技術である無線信号処理やデータ制御、およびRAN運用管理プラットフォーム全体での先進的なAI活用事例について共同で試験・検証を実施しています。楽天モバイルは、インテルが提供する最新のvRAN向けAI開発キットやツールを活用し、AI内蔵アクセラレーション機能を備えた「インテル Xeon 6 SoC」を用いて、超低遅延かつリアルタイムなAI処理の実現を図っています。

楽天モバイルは、今後もインテルとの連携を強化し、自律型で自動最適化するネットワークの実現、そしてオープンで柔軟かつ高度化したRANインフラストラクチャーの世界展開を推進していく方針です。

