Pixel史上初の「日本限定カラー」が美しすぎる…異彩を放つ特別モデル「Isai Blue」&完全フラットに進化した「Google Pixel 10a」の衝撃

Googleは4月7日、スマートフォンの新モデル「Google Pixel 10a」の日本発売について発表しました。価格は128GBモデルが79,900円(税込)、256GBモデルが94,900円(税込)で、4月8日より予約受付を開始し、4月14日に発売します。あわせて、株式会社ヘラルボニーと協業した日本限定モデル「Isai Blue」を5月20日に発売することも発表されました。

Google Pixel 10aは、背面カメラの突起をなくした完全なフラットデザインを採用。環境への配慮として、フレームに100%リサイクルアルミニウム、背面カバーに81%のリサイクル複合素材を使用し、梱包材の完全プラスチックフリー化を実現しました。カラーバリエーションは、ラベンダー、フォグ、ベリー、オブシディアンの4色が展開されます。

基本性能として、6.3インチのActuaディスプレイを搭載し、ピーク輝度は最大3000ニト、最大120Hzのリフレッシュレートに対応します。プロセッサには「Google Tensor G4」を採用し、8GBのRAMを搭載。バッテリー駆動時間は通常時で30時間以上、スーパーバッテリーセーバー使用時には最大120時間となります。また、IP68準拠の防水防塵性能を備え、OSやセキュリティのアップデートは7年間提供されます。

ソフトウェア面では、GoogleのAIアシスタント「Gemini」が統合されているほか、画面上の対象物を囲んで検索やバーチャル試着ができる「かこって検索」、迷惑電話をブロックする通話アシスト機能などが利用可能です。 カメラは48メガピクセルのメインカメラと13メガピクセルのウルトラワイドカメラを搭載しています。Aシリーズとしては初めて、集合写真の表情を補正する「オートベストテイク」や、AIが撮影の構図などを提示する「カメラコーチ」機能が追加されました。

日本限定モデル「Isai Blue」は、主に知的障害のある作家のアート作品を扱うヘラルボニーとの共同プロジェクトにより開発。ストレージ容量は256GBのみで、価格は他色の同容量モデルと同じ94,900円に設定されています。端末に独自のブルーを採用し、側面を保護するバンパーケースとオリジナルステッカーが同梱されます。さらに、アーティストの作品を基にした壁紙と、AIを用いて作風に合わせた専用アプリアイコンを含むカスタムテーマパックがプリインストールされています。

Google Pixel 10aおよびIsai Blueは、Google ストアのほか、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各通信事業者にて取り扱われます。

発表会の質疑応答では、製品の開発秘話や販売戦略について多くの質問が寄せられました。

まず、日本限定モデル「Isai Blue」について、1つの市場に限定したハードウェアのカラー展開はGoogle Pixel史上初の試みであることが明かされました。製造工程では、リサイクル素材を含む異なる材質を同じ「青」に揃える色調整が難航し、実現までに約6ヶ月を要したとのこと。

ハードウェアの設計に関しては、背面の完全フラット化を実現するため、カメラモジュールのベースなどを極限まで削り落とし、耐久テストを繰り返す技術的な苦労が語られました。また、Tensor G4チップの搭載と裏側のチューニングにより、「カメラコーチ」などの最新AI機能がAシリーズでも快適に動作するよう最適化されています。さらに、部品調達や工程の徹底的な見直しにより、現行モデルから価格を維持する決断を下した点も強調されました。

デザイン面では、機能性だけでなくユーザーの生活に寄り添う「ストーリー性」が重視されており、ヘラルボニーのアート作品をUIに反映する際も、作家の意図を損なわないよう両社で綿密な対話が重ねられたことが説明されました。

「Google Pixel 10a」の発表に合わせ、ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds 2a」の新色として「Fog(フォグ)」と「Berry(ベリー)」の2色が追加されました。価格は23,800円(税込)で、Pixel 10a本体と同日の4月14日に発売されます。

この記事を書いた人

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。

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