楽天モバイルは2026年2月2日、プレスカンファレンスを開催し、ネットワーク品質の現状報告、春商戦に向けた新キャンペーン、および新製品の発表を行いました。

回線数1,000万突破と通信品質の改善 代表取締役社長の矢澤俊介氏は、2025年末に契約回線数が1,000万回線を突破したことを報告しました。矢澤氏は「つながりやすさナンバーワン」を目指す方針を掲げ、特にトラフィックが増加している地下鉄や繁華街での対策を強調しました。

地下鉄エリアの整備については、東京メトロで2026年3月末までにエリアの約95%で工事が完了し、7月には全線で完了する見込みであることが明らかにされました。都営地下鉄についても7月に完了予定であり、大阪メトロ、名古屋市営地下鉄など地方都市でも帯域拡張工事が順次進められています。
また、顧客満足度向上の施策として、SNSやコールセンターに寄せられる電波改善要望に対し、24時間体制でモニタリングを行い、原則3分以内に一次回答を行う体制を構築していることが紹介されました。これにより、具体的な改善予定や対応状況を迅速に伝えることで、顧客の不安解消に努めています。














「最強U-NEXT」キャンペーンと金融連携 執行役員マーケティング本部の中村礼博氏は、2026年春の新生活シーズンに向けた戦略を発表しました。2026年3月1日より、「Rakuten最強U-NEXT」プランに初めて申し込む、またはプラン変更するユーザーを対象に、3カ月間毎月1,100ポイントを還元するキャンペーンを実施します。これにより、月額料金は実質2,980円となります。

さらに、U-NEXTが提供する「サッカーパック」および「ワールドゴルフパック」への加入で、最大5,200ポイントを還元する施策も併せて展開されます。金融サービスとの連携強化として、「最強預金」の開始も発表されました。「Rakuten最強U-NEXT」契約者は楽天銀行の普通預金金利に0.1%のボーナスが加算され、最大で年0.64%の金利が適用されるようになります。















5G対応モバイルルーターと端末戦略 ブランドマーケティング戦略部の富岡杏美氏からは、オリジナルモバイルWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の発売が発表されました。同製品は5Gおよびプラチナバンドに対応し、最大24台の同時接続が可能で、2026年3月頃の発売を予定しています。価格は16,800円ですが、「Rakuten最強プラン」などとの同時申し込みで1円となるキャンペーンが実施されます。

また、若年層の獲得に向け、18歳以下を対象としたiPhone 16の割引や、Google Pixelシリーズの特別価格での提供など、端末販売の強化も行われています。










質疑応答 質疑応答では、プラチナバンドの活用状況について質問が及びました。矢澤氏は、都市部を含めてプラチナバンドを積極的に活用しており、周波数ミックスによるネットワーク構築を進めていると回答しました。また、他社の3Gサービス終了に伴う乗り換え需要については、シニアプログラムや端末割引を通じて、特定の層を狙い撃ちするのではなく、自然な受け皿となるよう努める姿勢を示しました。


