2022年7月5日、NECパーソナルコンピュータは新製品発表会を開催。「Project炎神」のコードネームで開発が進められていた、ゲーミングPCの第1弾として「LAVIE GX」が発表されました。
「LAVIE GX」のコンセプトは、リビングにも置けるゲーミングPCとして、LEDによる派手な電飾はなく、本体前面に白のLEDラインがあるのみ。本体前面のパネルは和風な和柄五崩しとなっています。また奥行きも約308.6mmと抑えられており、リビングのテレビ台にも置けるサイズで設計されています。
店頭販売向けの上位モデル(GX750/EAB)は、プロセッサーにCore i7-12700Fを搭載。メモリーは16GB、ストレージは1TB SSDとなっており、グラフィックはGeForce RTX 3060(12GB)を採用しています。
また下位モデルとして、Core i5-12400F、Radeon RX 6400(4GB)などを採用した下位モデル(GX550/EAB)もラインアップ。そのほか直販サイトではメモリーを最大32GB、無線LAN搭載といったカスタマイズも可能です。
本体にはゲーム用のコントローラーとして「Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-Cケーブル」と、ボイスチャット用のヘッドセットを同梱。ただしディスプレーとスピーカーは別売となっています。
購入特典として、10月末までの購入者にはPC-9801 40周年にちなみ、レトロゲームを多数そろえた「プロジェクトEGG」で使用できる3000円相当のポイントを提供。また8月28日までの購入者には、カプコンのアクションRPG「モンスターハンターライズ デラックスキット」を先着500名に提供されます。
さらに「LAVIEゲーミングサポート」の1年間利用権が付属。これは24時間365日いつでも電話でゲームに関する問い合わせサポートが受けられるサービス。ゲームをプレイする上で適切な設定などについてサポートしてくれます。
発表会には製品展示およびタッチ&トライのコーナーもあり、初代PC-9801の展示や、今回発表された新モデル「LAVIE GX」と1988年発売の「PC-9801VM11」を並べて、「ハイドライド」を稼働させるなど、レトロゲームをプレイできる点をアピールしていました。
もちろん別のPCからの遠隔プレイが可能な「つながる!LAVIE」といった、「LAVIE GX」についてのアピールポイントもしっかりと展示されていました。また同時に発表された「LAVIE Direct DT」、「LAVIE Direct DT Slim」、「LAVIE Direct PM(X)」も合わせて紹介していました。