NEC PC 新製品発表会「LAVIE GX」で24年ぶりにゲーミングPC市場へ再参入

2022年7月5日、NECパーソナルコンピュータは新製品発表会を開催。「Project炎神」のコードネームで開発が進められていた、ゲーミングPCの第1弾として「LAVIE GX」が発表されました。

「LAVIE GX」のコンセプトは、リビングにも置けるゲーミングPCとして、LEDによる派手な電飾はなく、本体前面に白のLEDラインがあるのみ。本体前面のパネルは和風な和柄五崩しとなっています。また奥行きも約308.6mmと抑えられており、リビングのテレビ台にも置けるサイズで設計されています。

店頭販売向けの上位モデル(GX750/EAB)は、プロセッサーにCore i7-12700Fを搭載。メモリーは16GB、ストレージは1TB SSDとなっており、グラフィックはGeForce RTX 3060(12GB)を採用しています。

また下位モデルとして、Core i5-12400F、Radeon RX 6400(4GB)などを採用した下位モデル(GX550/EAB)もラインアップ。そのほか直販サイトではメモリーを最大32GB、無線LAN搭載といったカスタマイズも可能です。

本体にはゲーム用のコントローラーとして「Xbox ワイヤレスコントローラー + USB-Cケーブル」と、ボイスチャット用のヘッドセットを同梱。ただしディスプレーとスピーカーは別売となっています。

購入特典として、10月末までの購入者にはPC-9801 40周年にちなみ、レトロゲームを多数そろえた「プロジェクトEGG」で使用できる3000円相当のポイントを提供。また8月28日までの購入者には、カプコンのアクションRPG「モンスターハンターライズ デラックスキット」を先着500名に提供されます。

さらに「LAVIEゲーミングサポート」の1年間利用権が付属。これは24時間365日いつでも電話でゲームに関する問い合わせサポートが受けられるサービス。ゲームをプレイする上で適切な設定などについてサポートしてくれます。

発表会には製品展示およびタッチ&トライのコーナーもあり、初代PC-9801の展示や、今回発表された新モデル「LAVIE GX」と1988年発売の「PC-9801VM11」を並べて、「ハイドライド」を稼働させるなど、レトロゲームをプレイできる点をアピールしていました。

もちろん別のPCからの遠隔プレイが可能な「つながる!LAVIE」といった、「LAVIE GX」についてのアピールポイントもしっかりと展示されていました。また同時に発表された「LAVIE Direct DT」、「LAVIE Direct DT Slim」、「LAVIE Direct PM(X)」も合わせて紹介していました。

この記事を書いた人

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。

TechBreezeをフォローする
PC
TechBreezeをフォローする
TechBreeze
タイトルとURLをコピーしました