
パナソニック アビオニクス株式会社(本社:米国カリフォルニア州アーバイン)は、機内エンゲージメント(IFE:In-Flight Engagement)システム「Astrova 4K OLED」の全製品群(13インチから42インチ)において、第三者機関による「Eyesafeディスプレイ要件3.0認証」を取得した。ブルーライト管理およびディスプレイ性能基準に関する第三者認証を取得したIFEシステムとしては、同製品が初となる。
背景と開発目的
近年、デジタル機器の利用増加に伴い、画面視聴による眼精疲労や体内時計への影響に対する関心が高まっている。特に航空機客室のように、近距離かつ長時間にわたりディスプレイを視聴する環境においては、目への負担を軽減する技術への要望が存在する。同社はこうした利用環境を踏まえ、乗客のウェルビーイング(快適性・健康)向上と高品位な映像体験の両立を目的として同製品を設計した。
技術的特徴
Eyesafeディスプレイ要件3.0は、デジタルディスプレイからのブルーライト放出量を評価・管理するための業界基準である。「Astrova 4K OLED」は、ピクセルレベルでの正確なスペクトル調整技術を採用している。これにより、4K OLED特有の豊かな色彩やコントラスト、高精細な映像品質を損なうことなく、ブルーライトの適切な管理を実現した。
対象となるサイズは13インチから42インチまでの全ラインアップで、航空会社は座席クラスや画面サイズを問わず、一貫して快適な視聴環境を提供することが可能となる。
関係者コメント
パナソニック アビオニクスで機内エンゲージメントシステムおよびグローバルオペレーションを担当するシニア・バイス・プレジデントのアドリ・ルイター(Adri Ruiter)氏は、「AstrovaのOLEDスクリーンにおけるEyesafe認証の取得は、当社が高度なディスプレイ技術、乗客の快適性、そして機内エンターテインメント体験における継続的なイノベーションに取り組んでいることを示しています」と述べている。


