株式会社PyxOneは2026年7月23日、ガントチャート上で動作するAIエージェントプラットフォーム「PyxOne」を7月24日に正式ローンチすると発表。複数のプロジェクトを兼務する業務環境において、計画作成からタスク割り当て、運用、仕組み化までを一元化するサービスとして展開する。あわせて、同年9月1日までの新規登録者を対象に「スタータープラン」を1か月無料で提供するキャンペーンを開始した。

開発の背景:プレイングマネージャーの増加と情報散逸の課題
AI技術の普及に伴い、文章作成やデータ整理などの実行業務をAIが担う事例が増加している。これに伴い、従来の管理職だけでなく一般のプレイヤー層においても、全体の進捗設計やAIと人間への業務割り振りを担うマネジメント的視点が求められる傾向が強まっている。
リクルートワークス研究所の調査によれば、管理職の87.3%がプレイヤー業務を兼務しているとされ、現場では複数プロジェクトの同時進行による情報分散や、メンバーごとの進捗・負荷状況の視認性低下が課題となっていた。同社は約2年間の開発およびベータ版運用を経て、これらの課題に対応するプラットフォームとしてサービスを正式に提示した。
主な機能と特徴:「人ごと」の表示と即時対話型のAI支援
PyxOneの主な機能および特徴は以下の通り。
- MYガント:従来のプロジェクト単位での表示に加え、ログイン時にユーザー自身へ割り当てられた全プロジェクトのタスクを横断して一覧表示する「MYガント」を初期画面に配置。個人ごとの優先業務と期限の把握を容易にする。
- 事前設計不要のAIエージェント(PyxOne AI):ガントチャート上に配置された個々のタスクに対し、事前に複雑なワークフローを構築することなく、その場でAIエージェントへ対応方針の提案や実行支援を依頼できる。
- 管理・運用支援機能:活動ログに基づく進捗レポートの自動作成機能をはじめ、期限切れや期限間近のタスクをメールやSlackへ通知するアラート機能、タスクごとのやり取りを記録するコメント機能を備える。

利用料金とキャンペーン概要
個人利用向けのパーソナルプランおよびスタータープランはWebサイト上から直接申し込みが可能。法人向けのスタンダードプラン以上は個別問合せによる案内形態をとる。
正式ローンチを記念し、2026年7月23日から9月1日までに新規登録を行った全ユーザーを対象に、通常月額2,500円の「スタータープラン」(上限人数3名、プロジェクト数10件、月間AIクレジット4,000)を1か月間無料(クレジットカード登録不要)で提供する。
今後の展開
同社は今後、ガントチャート上のタスクに対するAIエージェントの自律的実行機能の拡充を図るほか、蓄積された活動ログを活用したAI提案のパーソナライズ化、Slackなどのコミュニケーションツールからのタスク候補抽出精度の向上を進める方針だ。



