【XREAL新ブランド】62gの超軽量ARグラス「xbx a01+」日本発売!中国先行モデルとの違いは?【4万円台】

AR(拡張現実)デバイスメーカーのXREALは2026年7月6日、都内で新製品発表会を開催し、若年層向けの新サブブランド「xbx(エックスビーエックス)」の立ち上げと、第一弾製品となるARグラス「xbx a01+」を発表した。同製品は同日より国内での販売が開始された。

■ 新ブランド「xbx」の狙い

XREALは現在、ARグラス市場で4年連続シェア1位を獲得しており、自社開発比率は65%に達している。これまでの「XREAL」ブランドは最新技術を追求するハイエンド向けという位置づけであったが、新たに展開する「xbx」は、「Just Play(気ままに遊ぶ)」をコンセプトとしている。複雑な設定を必要とせず、日常の様々なシーンで大画面を体験できることを目指し、ターゲット層を拡大する狙いがある。

■ 「xbx a01+」の特徴

1. 軽量化と装着感の向上

「xbx a01+」の重量は62g(フロントフレーム取り外し時は56g)で、光学シースルー方式のARグラスとしては最軽量クラスとなる。この重量は完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」と同等である。ノーズパッドの面積を広げて滑りにくくする改良が加えられており、前後のバランス調整とともに長時間の装着でも負担が少ない設計となっている。また、寝転んだ状態での使用も考慮されている。 フロントフレームは着脱可能で、ブルーのレンズと蛍光イエローのケーブルを採用したデザインとなっている。公式から3Dデータ(OBJ形式)が提供されており、ユーザーが3Dプリンターを用いて独自のフレームを製作することも可能である。

2. ディスプレイ性能とオーディオ

解像度はフルHD(2D時1920×1080ピクセル、3D時3840×1080ピクセル)で、リフレッシュレートは最大120Hz、視野角は50度、4m先に147インチ相当の仮想スクリーンを表示する。最大輝度は1600nitsを実現し、明るい屋外環境でも視認性を確保している。明るさは14段階で調整可能である。 HDR10表示に対応したほか、AIを用いて標準解像度(SDR)のコンテンツをHDR品質に変換する機能も備える。

色再現性は10ビット(約10.7億色)に対応する。加えて、TÜV RheinlandのEye Comfort(5つ星)認証などを取得しており、ブルーライトやフリッカーを低減するアイケア技術が導入されている。テンプルの角度を3段階で調整し、視野角を最適化する機能も備える。 オーディオ面では、耳元に向けた指向性サウンドポートを備えた新世代スピーカーを2基搭載している。音漏れの抑制効果を高めており、専門チームによるチューニングが施されている。

3. 空間手ブレ補正機能と互換性

移動中の利用を想定し、「超クリア空間手ブレ補正」機能が搭載された。本体に内蔵されたAIが姿勢を予測し、マイクロ秒級のモーショントラッキングと120Hzのレンダリングを行うことで、歩行時や車両での移動時に発生する画面のブレを軽減する。ホストデバイス側が120Hz以上の出力に対応している場合、同機能の有効化が推奨されている。 また、専用端末の「XREAL Beam Pro」や「XREAL Hub」と接続しての利用も可能である。開発環境についても従来のXREAL SDKがサポートされており、既存のアプリケーションを使用できる。

■ 中国先行モデル「a01」との違い

中国市場で先行発売されているベースモデル「a01」と、今回日本で発売された「a01+」の差分について、日本向けの「a01+」には、標準のフロントフレームに加えて、より暗い色合いのフレームがもう1つ同梱されている。また、ソフトウェア面での違いとして、音響機能に「サラウンドモード」が追加搭載されている。

■ ゲストの反応

発表会の後半では、ゲストによるトークセッションが行われた。ITエンジニアのえのき(佐藤楓)氏は、「xbxは価格が抑えられており、ARグラスの利用者が増えるきっかけになる」と期待を寄せた。モデルの菊地ヘイセル氏と碧氏は、「デザインとカラーが印象的でファッションに取り入れやすい」「想像よりも大きな画面が映し出されて驚いた」と感想を述べた。

■ 価格・販売情報および今後の展開

「xbx a01+」の価格は43,980円(税込)で、2026年7月6日より、XREAL公式ECサイト、Amazon公式ストア、各家電量販店にて販売が開始されている。 なお、発表会の最後には、既存モデル「XREAL Aura」の初回限定版が36時間で2,000台以上の注文を受けたことが報告された。また、2026年秋からは通信キャリア各社やGoogleと協力した体験イベントを順次開催する予定であることも明らかにされた。

Amazon | XREAL xbx a01+ ARグラス、62g最軽量クラスのXRグラス、HDR10ディスプレイ搭載、367インチ仮想スクリーン対応スマートグラス、50°広視野角、iPhone 17/16/15/Switch/Mac/Steam Deck/ROG対応 | XREAL | メガネ
XREAL xbx a01+ ARグラス、62g最軽量クラスのXRグラス、HDR10ディスプレイ搭載、367インチ仮想ス...
この記事を書いた人

海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けています。

TechBreezeをフォローする
Tech
シェアする
TechBreezeをフォローする
タイトルとURLをコピーしました