2026年6月15日、XREAL株式会社はASUSのゲーミングブランド「ROG」と協業し開発したゲーム向けARグラス「ROG XREAL R1」の日本国内発表会を開催しました。

「ROG XREAL R1」は、片眼あたり1920×1080ピクセルのSony製Micro OLEDディスプレイを採用したARグラスです。最大240Hzのリフレッシュレートと0.01msの応答速度に対応し、FPSやレースゲームなどにおいて残像感や入力遅延を低減した映像表示を行います。仮想スクリーンは10m先に428インチ相当、4m先に171インチ相当の表示が可能であり、57度の視野角(FOV)を備えています。独自チップによりネイティブ3DoFに対応しており、映像を空間に固定するモードと視線に追従するモードを切り替えて使用できます。レンズには3段階の電子調光機能と自動透過機能を搭載し、周囲の環境に応じた透過度の調整が可能です。音響面ではBoseのチューニングによるオーディオを搭載しています。

接続端子にはUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode対応)を採用しており、ROG Ally等の携帯型ゲーム機や対応スマートフォン、PCと直接接続が可能です。また、製品には「ROG Control Dock」が同梱されます。このドックはDisplayPort 1.4およびHDMI 2.0ポートを2基備えており、これを経由することでPlayStation 5、Xbox、Nintendo Switch、デスクトップPCなどの各種機器との接続に対応します。

発表会では、XREAL株式会社 製品戦略・エコシステム統括の高天夫氏が登壇し、日本市場での6年間の活動や製品の進化の過程を説明しました。続いて、ASUS JAPAN株式会社 OPビジネスグループ ゼネラルマネージャーのAlex Lin氏が登壇し、製品開発の背景について語りました。Lin氏は、大型モニターを設置する空間の制約や、プライバシーを確保しながら大画面を楽しみたいという日本のユーザーの環境的要因に対し、本製品が解決策の一つになると述べました。


後半のトークセッションでは、業界関係者が登壇。インテリア家具を展開する「CAGUUU」代表取締役の中村勇輝氏は、同社の人間工学チェアとARグラスを組み合わせることで、モニターを見るための姿勢に縛られず、椅子を倒した状態など多様な姿勢でゲームや映画鑑賞が可能になる点を挙げました。ゲーム開発関係者である株式会社ビサイドの南治一徳氏や株式会社yospの吉田修平氏は、グラス側で行う2Dコンテンツから3Dへの変換機能の活用や、ゲームイベント等の試遊展示における本製品の導入可能性について言及しました。XR業界で活動する近藤義仁氏は、ARグラスの機能が実用的な家電の水準に到達したと評価しました。

「ROG XREAL R1」の予約受付は2026年6月15日14時より開始され、価格は141,550円(税込)です。販売はXREAL公式ECサイト、AmazonのXREAL公式ストア、ASUS Storeにて行われます。先着300名を対象とした先行予約特典として、6DoF対応のカメラ型アクセサリ「XREAL Eye」および、ゲーミングマウス「ROG KERIS II ACE」が同梱されます。加えて、CAGUUUの人間工学チェア全シリーズが10%割引となるクーポン(コード:CX667)が提供されます。








