キャセイパシフィック、香港空港「The Bridge」ラウンジ再開 – 1000億HKD超投資のラウンジ強化計画始動

キャセイパシフィック航空は、香港国際空港(HKIA)にある人気のラウンジ「The Bridge」を再オープンしたと発表した。同ラウンジは出発ゲート35近くに位置する。今回の再オープンは、同航空の香港拠点における広範なラウンジ強化計画の第一段階となる。

新しくデザインされた「The Bridge」は、利用者のニーズを重視した人間中心のデザインを取り入れ、自宅のような居心地の良い空間を目指している。内部にはチェリー材や花崗岩などが使用され、アート作品も飾られている。今後はバイオメトリックチェックインシステムの導入も予定している。

ラウンジ内は左右に分かれており、左側ではヌードルバーで中華料理や点心などを提供。新コンセプトの「The Nook」では、中華各地の小皿料理も楽しめる。右側には国際料理を提供するフードホールがあり、バーエリアからは滑走路を一望できる。

キャセイパシフィック航空は今後、The Wingなどのラウンジ改装を進める計画で、これは総額1000億香港ドル以上を投じる投資の一環となる。将来的には香港、北京に加え、ニューヨークにも新しいフラッグシップラウンジを開設予定だ。

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