
SIRUI JAPAN株式会社は、新製品Vision Prime 1「VP-1」シリーズを2025年4月8日に発表しました。本シリーズは、約90秒でマウント交換が可能な完全モジュール式マウントを採用し、ソニーE、Canon RF、ニコンZ、Lマウントに対応します。スペーサーや焦点調整は不要で、工具はドライバーのみで使用できます。
VP-1シリーズは、24mm、35mm、50mmの3つの焦点距離で展開されますが、全レンズで対焦リングと絞りリングの位置、重心バランスがほぼ同一であり、鏡筒長の差も僅かです。これにより、スタビライザー使用時の再調整が不要となり、フォローフォーカスの位置も固定されるため、ワークフローの効率化に貢献します。
光学性能においても、全レンズ共通で11群14枚の構成、前面フィルター径67mmを採用。0.8mm標準歯車により、精密なマニュアルフォーカスが可能です。一つのフィルターセットで全焦点距離に対応できるため、アクセサリーの共通利用が可能です。
製品ラインナップは、「SIRUI VP-1 Vision Prime 1 T1.4 フルフレームシネレンズセット(24mm、35mm、50mm)」で、通常価格は312,400円(税込)です。4月30日までの期間限定で5%オフのキャンペーンが実施されます。
SIRUI JAPAN株式会社は2023年11月に設立され、神奈川県横浜市に本社を置いています。VP-1シリーズは、多様なカメラシステムへの対応と効率的な操作性により、映像制作の現場に新たな可能性をもたらすことが期待されます。



