
ビジョンAIソリューションのIMDTは、最新のシステムオンモジュール(SOM)「IMDT V2N SOM」とシングルボードコンピュータ(SBC)「IMDT V2N SBC」の発売を発表しました。ルネサスRZ/V2Nプロセッサを搭載し、エッジコンピューティングにおいて費用対効果の高い高性能AI処理能力を提供し、ロボット工学、スマートシティ、産業オートメーションなど幅広い分野でビジョンAIの応用を促進します。
RZ/V2Nプロセッサは、効率的なAI機能、クアッドコアCortex-A55 CPU、統合されたAIアクセラレータを特長とし、最大15 TOPのAI性能を発揮します。複数のMIPI CSI-2カメラ接続をサポートし、多様なセンサーデータを活用したAIアプリケーション開発を可能にします。IMDTのCEOであるAvi Shimon氏は、これらの新しいハードウェアソリューションが、開発者によるAIアプリケーションの迅速かつ効率的な展開を支援すると強調しています。
コンパクトなV2N SOMは、カスタマイズ可能なメモリやキャリアボードに対応し、柔軟なシステム構築を可能にします。一方、V2N SBCは、Wi-Fiやセルラー接続、ギガビットイーサネットなど豊富なインターフェースを備え、迅速なプロトタイピングと製品開発を支援します。IMDTは、ルネサスRZ/Vシリーズプロセッサベースの製品ラインを拡充することで、最先端AI技術と実社会の組み込みアプリケーションとの連携を強化していきます。製品の詳細については、IMDTのウェブサイトを参照ください。